【私の就活体験談】就活は1人でやるな!

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留学生が日本でのキャリアを考えるとき、最良のお手本は先輩留学生の体験談だと私たちは信じています。この考えにもとづき、有志の方にインタビューをさせていただき、【私の就活体験談】という動画を制作しました。

今回インタビューにご協力いただいたのは東北大学大学院理学研究科のディーピカさん。日本人の協力を得ながら就職活動をしたことで見事内定を獲得しました。

練習と挑戦:留学の決意ときっかけ

日本への留学は、私に新たな挑戦と成長の機会をもたらしました。留学を決意した背後には、高校卒業後の進路を模索する中で日本との縁があり、特に、日本政府からの奨学金プログラムによって経済的な問題なく学べる環境が整っていたことが決定の要因となりました。アメリカの大学に比べ、費用面での魅力もありました。

言語の壁と克服:日本語学習の道のり

留学の初期は、日本語学習の壁に直面しました。日本に来る前には、ひらがなとカタカナのみを勉強しており、最初は日常生活でも苦労がありました。

しかし、一年間にわたる特別な日本語教育を通じて、言語の障壁を克服していきました。専門分野である物理学も、日本語を使って行う必要があり、専門用語や概念の理解は、日本語学習と並行して進められました。例えば、”摩擦”や”運動方程式”などの概念は、英語であれば全く問題なく理解できますが、日本語での学び直しに高い壁を感じました。

日常生活との戦い:言葉の意味と食の選択

留学中の日常生活でも、言語の違いが問題となりました。スーパーマーケットでの買い物時に、食品の表示や成分表が理解できず、混乱することがありました。例えば、食品の名前や成分表に書かれた漢字が理解できない時には、辞書を手に取って、一つ一つ確認しなければなりませんでした。

就職活動:未来への展望と挑戦

留学期間が終了し、次のステップとして就職活動に取り組みました。日本の会社での就職を希望するなか、日本語での履歴書やエントリーシートの作成は私にとって大きな課題でした。先輩や友人のアドバイスを受けつつ、どうにか前に進んでいきました。

面接対策も、日本語で行われるために特別な準備が必要でした。初めての面接では、緊張と言語の不安に苦しんだこともありましたが、経験を積むことで徐々に克服していきました。自分のスキルを最大限にアピールするために努力しました。

これからの展望

留学と就職活動を通じて、言語や専門知識を結びつけ、自己成長を遂げることができました。苦労や挑戦はあったものの、それらを克服することで自信を深め、新たなステージへ進む準備が整いました。未来の道はまだ見えていないかもしれませんが、過去の経験から得た教訓を活かし、進んでいく覚悟を持っています。

外国人雇用に関する綿密な調査と積極的な情報発信を手掛ける新メンバー。『グローバル』や『ダイバーシティ』という単語がメディアを踊る中、外国人を頼れる仲間として雇用する企業・団体が増えていかない現状に課題を感じ、海外で過ごしてきた自身の経験も活かしながら記事を書いています。

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